ごみに新たな価値を生み出す『reRise』活動の一貫である、
「ビール瓶」を新たな器として再生するプロジェクトから誕生した、
リサイクルガラスのタンブラーグラスです。
グラスの底部には、数百年前の東欧周辺で使用されていたピンを立てる意匠が取り入れられています。
雫が落ちた水面のようなこのピンは、このグラスのアクセントであると同時に、
注いだ液体が攪拌されることで、ビールの泡立ちが良くなったり、
飲み物の香りが立ちやすいという実用的な効果もあります。
雫が落ちた水面のようなピン。 デザイン性だけでなく機能性も備えています。
一点づつKAMIKATZとSTUDIO PREPAの手彫り刻印がはいっています。
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ビールの空瓶を、暮らしを彩るクリエイティブな器へ。
一般的には、回収された空瓶は自治体のルールに従い色別に回収・破砕し、新たな硝子原料や道路材料に使用されます。
上勝町では、その回収されたごみの行方を知る機会がありますが、多くの消費者はごみの行方について意識することが少ないのが現状です。
そこで、硝子という素材に向き合い、ごみに新たな価値を生み出す
『reRise』
活動の一貫として、
資源を無駄にしない循環型のものづくりを重視するガラス工房『STUDIO PREPA』とともに、
使い終わった空のビール瓶をリサイクルガラスとして活用し、新たな器に再生するプロジェクトを開始しました。
STUDIO PREPA
長野県に拠点を構えるスタジオプレパは平勝久氏・平瑞穂氏の2人で営む吹きガラス工房。
確かな技術と細やかな感覚で、デザインから製作まで、全ての行程を自らの手で行う。
工房レベルで製作するということは、器、或はガラスとしておもい描いた、
あらゆるディテールを仕上げるため。器はどれも至ってシンプルで、物の形(機能)や素材感を素直に表している。
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