『HOBOKATZ FUNK IPA』がついに完成!
HOBO Brewingとの3回目のコラボレーションビールとして、今年6月に発売したWest Coast IPAの『HOBOKATZ IPA』。
今回、この『HOBOKATZ IPA』に野生酵母を加え、瓶内で数ヶ月エイジングさせた『HOBOKATZ FUNK IPA』が完成いたしました!
※『HOBOKATZ FUNK IPA』は11月1日 (金)から販売予定です!
そして、『HOBOKATZ FUNK IPA』の販売を記念して、RISE & WIN Brewing Co.とHOBO Brewingのブルワーにインタビューを行いました。
「RISE & WIN Brewing Co. × HOBO Brewing」対談の様子をご覧ください!
HOBO Brewingについて
進行役:
「改めまして、今のブルーイングスタイルとブルワーとしてどのように活動されているのか教えてください。」
川村洋平:
「今はファントムスタイルといって、自分の醸造所を持たず国内外様々な醸造所を渡り歩いてビールを造っています。色んな所にコラボのお声がけをいただいたり、コラボをお願いしたりして活動しています。」
進行役:
「ファントムブルワーをやっていていいなと思う点ってどんなところですか?」
川村洋平:
「いい所ですか、まぁ色んな人に会って、色んな人の方法を見たり知ったりできるところや、色んなものの理解が繋がるというところですかね。」
進行役:
「ファントムブルワーとして色んなブランドとコラボしていると思うのですが、こことコラボしたいなと思うのってどんな風に設定されているのですか?」
川村洋平:
「自分の場合だと、人間性というか人間との関係で決まることが多いです。ビールを飲んでみて『あーおいしい、コラボしてみたい』という流れよりかは、イベントで知り合って『一緒にできたらいいな』というところから繋ぐことがすごい多いですね。」
RISE&WINとコラボする事になったきっかけ
進行役:
「それこそ今回RISE & WINとは3回目のコラボになりますが、最初の出会いやコラボをやってみようとなったきっかけって何だったんですか?」
川村洋平:
「最初は佑介(RISE & WINブルワー)より先に、別のRISEスタッフに出会ったことがきっかけです。」
引田佑介:
「それでRISE & WINの前店長が『面白いブルワーがいるよ』って紹介してくれて『コラボする?』という話になったんです。」
進行役:
「今回で3回目ですが、定着してやっていこうと思った決め手はやはり人柄ですか?」
川村洋平:
「そうですね、あとたまに佑介と話すタイミングがあったので、色々話しているうちにコラボの話が始まってっという具合ですかね。」
進行役:
「今は2月の29日ですけれども、いつぐらいにこのコラボレーションをしようと決まったんですか?」
川村洋平:
「2月の頭くらい?」
引田佑介:
「うん、それくらい。コラボやるかーみたいな感じで、じゃあやりますって。」
進行役:
「そのくらいフットワーク軽くいけるのがファントムブルワーの強みですね。」
川村洋平:
「そうですね、確かに。そういうフレキシブルな動きがしやすいなと思います。」
今回のコラボビールについて
進行役:
「ちなみに、今回のコラボビールについての話に入っていきたいのですが、ビールのスタイルと、どんな特徴があるのかを教えてください。」
川村洋平:
「今回は、ウェストコーストスタイルのIPAを作っています。このスタイルは苦みが代名詞で、あと柑橘とかホップの香りがふんだんにあるスタイルです。」
進行役:
「でも、今回は一般的なウェストコーストIPAだけを造るのではないという話を聞いたのですが、、、」
引田佑介:
「うん、一回の仕込みで王道的なウェストコーストIPAで作る分が3分の2くらいあって、残り3分の1くらいは別に大瓶で野生酵母と一緒に発酵して熟成させようかなと。」
進行役:
「今回は、2種類のビールが造られるんですね。」
引田佑介:
「クリーンなウェストコーストIPAにプラスアルファして、野生酵母が醸し出すフレーバーを加えることで2面性のあるビールを造るのが狙いです。」
進行役:
「なるほど、王道の方は苦味が特徴だったと思うんですけど、もう一個のその酵母を使った方はどんな特徴がありますか?」
引田佑介:
「よく言われているのがファンキーという表現です。」
川村洋平:
「本当にそのまんまグラッシー(草のような香り)って言っても通じるくらい。ファンキーとか、ワインの例え言うと厩舎とか馬小屋とかそういう表現になるかと思います。」
進行役:
「ファンキー、、、結構特徴的な香りなんですね。それは、どれぐらいの期間熟成される予定ですか?」
川村洋平:
「ちょうど絶賛考え中。」
引田佑介:
「そのフレーバー自体が醸成されるまでは、3ヶ月から半年はかかるかなと。」
進行役:
「じゃあ3ヶ月経って様子を見て、もっと熟成させようかなみたいな感じですか?」
引田佑介:
「まぁそうですね。」
進行役:
「個人的に気になる質問なんですけど、野生酵母ってどのタイミングで入れるものなんですか?」
引田佑介:
「普通の場合はパッケージングする時に入れます。今回は、瓶内で二次発酵するので、そのタイミングで大瓶の方に炭酸と一緒に入れる感じです。
進行役:
「面白いですね。それってラベルも変えて、2つのビールの表現を変えていくイメージですか?」
川村洋平・引田佑介:
「どうする?どうしますか?(笑)」
川村洋平:
「ラベルの話を丁度していたんですけど、」
引田佑介:
「まぁもともと瓶に特徴があるので、シンプルにしたいなと。」
進行役:
「ラベルもどんなデザインになるのか楽しみです。お披露目を、今後期待ということで。」
後編もお楽しみに!
RISE & WINでは、記事の中でご紹介したWest Coast IPAの『HOBOKATZ IPA』の他、10種類以上のクラフトビールを製造・販売しています。
RISE & WIN Brewing Co.
日本ではじめてゼロ・ウェイスト宣言を行った、徳島県上勝町(※)に拠点を構えるブルワリー。
美味しいクラフトビールを仲間とカジュアルに楽しむ、ただそれだけで美しい環境を守り、社会課題を知る小さなきっかけとなる。RISE & WINはそんな心地良い循環を目指し、ビールを「ゼロ・ウェイスト活動を自分事化するための手段」と捉え、上勝の暮らしや体験に根ざした魅力を発信しています。
“JUST DRINK KAMIKATZ BEER”
美味しいビールを楽しむだけで 「環境にちょっと良いコト」に繋がっている
※上勝町は2003年よりごみの再利用・再資源化に力を入れ、現在では日本屈指のリサイクル率80%以上を実現するに至りました。