11月1日販売予定!『HOBOKATZ FUNK IPA』
前回の前編に引き続き、『HOBOKATZ FUNK IPA』の販売を記念して「RISE & WIN Brewing Co. × HOBO Brewing」対談の様子をご紹介しています。
後編は、なぜ今回のコラボビール『HOBOKATZ IPA』と『HOBOKATZ FUNK IPA』を造ろうと思ったのか?などコラボビール誕生の内側が垣間見える大変興味深い内容となっています。
前編をまだお読みになっていない方は、「HOBOKATZ対談 ~前編~」をぜひご覧ください。
- 『HOBOKATZ IPA』について
HOBO Brewingとの3回目のコラボレーションビールとして、今年6月に発売したWest Coast IPA。
今回、この『HOBOKATZ IPA』に野生酵母を加え、瓶内で数ヶ月エイジングさせた『HOBOKATZ FUNK IPA』が完成いたしました!
※『HOBOKATZ FUNK IPA』は11月1日 (金)から販売予定です!
このコラボビールを作ろうと思ったきっかけ
進行役:
「今回のコラボビールは、このウェストコーストIPAというスタイルと、そこから分けて野生酵母で二次発酵する2種類になっていますが、そうなったきっかけはありますか?」
川村洋平:
「まぁシンプルにIPAを作るのもいいけど、もうちょっとなんか出来たらというところで、じゃあ変形型をやろうかなって。2段活用みたいな。」
進行役:
「楽しみです。お二人が新しいビールを作ろうとなった時、どういう風に考えていくんですか?」
引田佑介:
「今回に関して言えば、IPAみたいに売れやすいっていうのは、一つのセールス的な観点からというのもあるし、かといってそれだけだと面白くないから何か他の観点からも考えていった結果たどり着きました。あとは話してる中で最近のIPAの傾向とかに疲れたっていうのがあって。」
進行役:
「なぜ疲れたんですか?」
引田佑介:
「なんか最近飲むIPAは全体的に苦味があまりなくて。香りとフレーバーはものすごい芳醇なんだけど、さっき洋平君が言ってたように飲んでてシャキッとしないというか。」
川村洋平:
「リフレッシュではないというか。」
引田佑介:
「そうそうそう何か、甘やかされてる感がある。もともとたぶん洋平君も僕らも、クラフトビールですごい面白いなって思った時のそのクラシックなIPAがやりたいな、造りたいなって気持ちがあって、それでこういう流れになったんです。」
ビールを飲むおすすめのシーンやペアリング
進行役:
「なるほど。すごく興味深いですね、IPA疲れ。ちなみに、ウェストコーストIPAの方はどんなシチュエーションで飲んでほしいとか、これはこんなお食事と合わせたらいいよねとか、ペアリングのお勧めとかありますか?」
川村洋平:
「ウェストコーストIPAはなんかシャキッとするじゃないですか。まぁ俺はもう仕事帰りにこういうのを飲んで よっしゃー!みたいな、もう一回元気になるみたいなシチュエーションをイメージしています。」
進行役:
「分かります。しかも苦さになんというか爽やかさがあるからすごくスッキリしますよね。佑介さんはありますか?」
引田佑介:
「僕は、基本的にIPAは料理しながら飲むのが好きですね。」
進行役:
「三者三様の楽しみ方がありますね。ちなみにその時合わせるおすすめの料理は?」
引田佑介:
「ちょっと苦味のあるものとかニンニクとか。ピリッとした苦味や薬味を使った料理とかとよく合いそうですね。」
進行役:
「じゃあもう一つの野生酵母を使ったビールの方は、どんなシチュエーションで飲むのがおすすめとかありますか?」
川村洋平:
「まぁ大瓶に入れるってデザインなので、1人で飲むというよりかは複数人でシェアするのが前提というか。みんなで囲んで飲むイメージですかね。でもまあ、IPAとして軸は変わらないので、ちびちびという感じとはまた違って『ガッ』と飲む感じですね。」
進行役:
「ペアリングとかもこんな料理がおすすめだよとか、ウェストコーストIPAとは変りますか?」
引田佑介:
「そうですね、独特の香りがあるので食べ物も少し癖がある方が合わせやすいかなと。チーズも合うと思うし、例えばナンプラー系なものとか合いそうかなって。寒い季節だと、キノコ類や少し癖がある濃いめのチーズを使った料理と合いそうですね。和風ならきんぴらごぼうとか、ゴボウとシメジのフリットとか。」
ビールへの想い
進行役:
「それはぜひ試してみたいですね。
では、最後の質問になるんですど、1ブルワーとしてビールってどんな人にもっとこう飲んでもらいたいねとか、ビールのシチュエーションってもっとこうなるといいよねとか、何かビールに対する想いってありますか?」
川村洋平:
「自分はやっぱりパブみたいな場所が好きなんで、老若男女関係なくそこにみんなが集まってくれたら、まぁそういうのが増えてくれたらいいなとは思っています。日本版で。」
引田佑介:
「僕は、美味しいものを楽しんでもらうのは当たり前なんだけど、みんなで楽しく飲んでくれたらいいなって。
『HOBOKATZ FUNK IPA』もみんなでシェアできる大瓶だし、ビールを飲みながらみんなで楽しい時間を過ごせればいいかなと。」
進行役:
「私もいつも楽しんでビールを飲んでいます。
『HOBOKATZ IPA』も『HOBOKATZ FUNK IPA』もみんなで楽しく飲んでもらえると嬉しいですね。
ざっくばらんな内容になりましたが、インタビューは以上です。ありがとうございました。」
RISE & WINでは、記事の中でご紹介したWest Coast IPAの『HOBOKATZ IPA』の他、10種類以上のクラフトビールを製造・販売しています。
RISE & WIN Brewing Co.
日本ではじめてゼロ・ウェイスト宣言を行った、徳島県上勝町(※)に拠点を構えるブルワリー。
美味しいクラフトビールを仲間とカジュアルに楽しむ、ただそれだけで美しい環境を守り、社会課題を知る小さなきっかけとなる。RISE & WINはそんな心地良い循環を目指し、ビールを「ゼロ・ウェイスト活動を自分事化するための手段」と捉え、上勝の暮らしや体験に根ざした魅力を発信しています。
“JUST DRINK KAMIKATZ BEER”
美味しいビールを楽しむだけで 「環境にちょっと良いコト」に繋がっている
※上勝町は2003年よりごみの再利用・再資源化に力を入れ、現在では日本屈指のリサイクル率80%以上を実現するに至りました。